【 Firebase Analytics 】イベント保存期間を14ヶ月に!& エラー情報を送信 & ユーザーごとのログを確認する!

Google

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Firebaseでユーザー識別子を設定する

Firebase Analyticsで setUserIdをしてユーザー識別できるようにしているのですが
何に使うかと?

  • 課金ログを自分のサーバーでもユーザー識別子を利用しています。
    (課金ユーザーのイベントを確認することができます、analytisで

設定の仕方は

import FirebaseAnalytics

Analytics.setUserID(userHash)

としています、このuserHashはanalytics用にhash化しています。元のユーザーIDとは違うものです

ユーザーごとのイベントを確認する! Google Analytics

どうしても「特定のuserHashを持つユーザーが、どの画面を見て、どのボタンを押したか」を時系列で見たい場合は、以下の2つの方法があります。

A. 「探索(Exploration)」機能の「ユーザー エクスプローラ」

Google Analytics 4(GA4)の管理画面から以下の手順で確認できます。

  1. GA4の左メニューから [探索] を選択。
  2. [ユーザー エクスプローラ] という手法を選択。
  3. 表に表示されるID(App Instance ID)をクリックすると、そのユーザーのイベント履歴が時系列で見られます。
    • 注意: ここに表示されるのは基本的にデバイス単位のIDです。setUserID を設定していれば、そのIDを基準にデータを統合して表示してくれます

sampleuserhashがIDが入っている部分です、このユーザーの履歴が14ヶ月分確認できます!すごい!

B. DebugView」でリアルタイムに追跡

開発中であれば、この方法が最も確実です。
* 本番にもデータが入ってしまうので注意が必要。

  1. Xcodeでデバッグモードを有効にする。FIRDebugEnabledを設定してビルド
  2. Firebaseコンソールの [DebugView] を開く。
  3. 画面上の「デバッグデバイス」のリストに、あなたが設定した userHash が表示されます。
  4. これを選択すると、今まさにそのユーザー(自分)が何をしているかがリアルタイムに流れてきます。

イベント保存期間を14ヶ月に設定

データ保持期間を14ヶ月にする手順

  1. Firebase コンソールにログインします。
  2. 左下の歯車アイコン(プロジェクトの設定)の横にある [Analytics][ダッシュボード] を開きます。
  3. 画面右上にある 「Google アナリティクスで表示」 というリンクをクリックして、GA4の管理画面に移動します。
  4. GA4画面の左下にある [管理](歯車アイコン)をクリックします。
  5. 中央の列にある [データの収集と修正][データの保持] を選択します。
  6. 「イベントデータの保持」という項目がデフォルトで「2 か月」になっているので、プルダウンから 「14 か月」 に変更します。
  7. [保存] ボタンを押します。

これで、特定のユーザーの行動ログ(探索レポートで見るデータ)が14ヶ月間保存されるようになります。

エラーログを送信する

Analytics.logEventで内容エラーで送ります。
ついでに code: 111のようにparameterに入れたので、 struct AppErrorCodesみたいなのでエラーをすべてリスト化しました。

    func logEventError(event: EventError, parameters: [ParametersError: Any]? = nil) {
        var analyticsParameters: [String: Any]? = nil
        if let parameters = parameters {
            analyticsParameters = [:]
            for (key, value) in parameters {
                analyticsParameters?[key.rawValue] = value
            }
        }
        Analytics.logEvent(event.rawValue, parameters: analyticsParameters)
    }

Analyticsにカスタム定数を設定する!

「カスタムディメンション」の登録手順

Firebaseで送ったパラメータをレポートに表示させるために、以下の操作を行ってください。

custom definitions
  1. Firebase コンソール[Analytics][カスタム定義] (Custom Definitions) を開きます。
    • または、GA4の管理画面 > [データの表示][カスタム定義] を開きます。
    • 片方設定したら反映されるそうです
  2. [カスタムディメンションを作成] ボタンをクリックします。
  3. 以下の内容を、送っているパラメータの数だけ登録します。

例:error_message を登録する場合

  • ディメンション名: エラーメッセージ(自分がわかりやすい名前でOK)
  • 範囲: イベント
  • 説明: エラーの詳細内容(任意)
  • イベントパラメータ: error_message (ここが最重要!Swiftコードのキー名と完全に一致させてください)

これを screen_nameerror_typeerror_code についても同様に行います。

注意点?無料版の制限

カスタム定義 50
イベント 500

の制限があるので、カスタム定義は意味が同じなら例えば error_code, success_code, warning_code,がある場合は codeは共通の定義として、イベントを error_log, success_log,warning_logとしてフィルターするのが良さそうと

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